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亀田兄弟のボクシング!!最大の問題は・・・!? [ボクシング]


今年の9月26日
『亀田兄弟の「世界戦」を考える』というタイトルでブログを書きました。

その内容は、簡単に言うと、
いろいろあるけれど、
結局、ボクシングの世界戦として、
亀田兄弟のボクシングは、とにかく、
つまらない!!!
ということです。
凡戦」ばかり!!
世界戦としては、退屈で平凡な試合!!

しかも、
今まで見てきた世界戦そのすべてが、
同じ感想でした。

今日、まずは亀田大毅選手が、世界フライ級タイトルマッチの2度目の防衛戦で、
どこから探してきたのか!?、同級14位の32歳シルビオ・オルティアーヌという無名の選手と戦いました。
結果は、あくびの出るような凡戦で、
しかも2対1のギリギリの判定、ポイント差もよく分からない内容でようやく防衛。

そして、兄の興毅選手登場。世界バンタム級タイトルマッチです。
3階級制覇をかけての戦いとTBSはあおっていましたが、
挑戦者は、バンタム級同級5位といっても、
こちらも階級を上げてきてのアレクサンデル・ムニョス31歳。
言わずもがな・・・、
すでに一度は引退を決意していて、峠を過ぎた選手です。
兄も弟も(その周りの関係者でしょうが)、
よくもまあ、こんなにもうまく危険ではない相手を選べるものだと感心します。

そして、やりました!!
日本選手初の世界3階級制覇!!
・・・、
・・・・・、
う~ん、強い!!やっぱり強いよ!!亀田は、
って・・・、
本当にそう思いますか!?

もちろん、勝つのは大変なことだと思います。
前から言ってますが、実力はあると思います。

でもね・・・・、

結局、何がダメなのか!!
(失礼を承知で言うと)
いちボクシングファンから言わせてもらいます。

試合がつまらない!!!!
その一言に尽きます。

まったく感動しない!!!

3階級とか、兄弟制覇とか、
そんなことはどうでもいいのです!!!

タイトルなんか、かかっていなくても
感動できる試合だったか!?
手に汗握る展開で、熱くなれたか!?

目にもとまらぬパンチの応酬とテクニックに感嘆できたか!?
それを期待しているのです。こちらは。

亀田兄弟のボクシングにはそれがないから
つまらないのです。

では、亀田兄弟が、そんな試合をしたいと思ったらどうしたらよいのでしょうか!?

答えは簡単です。

強い相手とやればいいのです。
パンチ力があり、スピードのある選手
今勢いのある選手と戦えばいいのです。
簡単なことです。

プロの格闘技って、そこでしょう!!
どちらが勝つのか分からないっていう、
そこにスリリングで手に汗握る勝負があるのです。


内山高志選手や長谷川穂積選手、西岡利晃選手など
日本には3階級制覇は成し得ていないけれど
強い相手とスリリングな試合を見せて興奮を与えてくれる
素晴らしいチャンピオンがいます。
3階級制覇という記録よりも記憶です。

それが、なぜ亀田兄弟だけ、できない!!
これまで世界戦で戦ってきた相手は、
全員、峠を越した選手たちばかりで、同時にパンチがない選手ばかり
峠を過ぎてスタミナも落ちているので、
終盤は、クリンチばかりの試合になる。

もう、いい加減にしましょうよ!!!

どうでしょうか? TBSさん。亀田家のみなさん。


鬼気迫る戦い!!長谷川穂積 [ボクシング]



先日のダブル世界タイトルマッチは、
(WBC世界フェザー級タイトルマッチ「同級1位・ファン・カルロス・ブルゴスVS長谷川穂積
&WBC世界スーパーフェザー級タイトルマッチ王者ビタリ・タイベルトVS粟生隆寛)
これぞ世界戦と呼ぶにふさわしい白熱した打撃戦となりました。
結果は、ご存じの通り、
日本人7,8人目の2階級制覇王者が誕生!!
10/26付当ブログのタイトル通り、
【今、日本ボクシングが熱い!】をまざまざと見せつけてくれました。

いや、それにしても・・・、

長谷川穂積のボクシングは、
凄かった!!

必殺「カエル跳び」でおなじみ!?輪島功一のボクシングに魅せられ
それ以来、ほとんどの日本人世界タイトル戦を見続けてきたものとして
先日の長谷川選手の試合は、これまでのどの試合とも違う、
異様な迫力を感じました。
とにかく、はじめから相手を倒しにいくという決意が、ヒシヒシと伝わってきて、
これまでのスピードとキレで勝負する長谷川選手のスタイルとは全く違う。

勝つこと以上に倒すことにこだわった結果でしょう。
まさに鬼と化した長谷川選手の気迫が、25戦全勝で乗り込んできたブルゴス選手を
呑み込んでいきました。
全勝の実力を十分見せてくれたブルゴス選手でしたが、
相手が悪かったというしかありません。

亡き母親への想いが、あのような戦いを生み出したのだと思います。
多分、次戦からはもう少し冷静に・スピードを活かしたボクシングに戻るのだと思いますが、
それにしても、素晴らしい戦いであり、勝利でした。

一方の粟生隆寛選手。
相手の王者ビタリ・タイベルトもさすがアテネオリンピック銅メダル選手で、
アマ・プロ通じて一度もダウンがないなど、テクニック・タフさと全てにおいて一流のボクサーでした。
その相手に完勝したのですから、さすがに“天才”とうたわれた粟生選手です。

これで、日本にはWBA(内山高志)とWBC、二つのスーパーフェザー級チャンピオンベルトが。
これも凄いことです!!
中量級のベルトですからね。かつては考えられなかったことです。
内山選手も強いですから・・・、どうなっていくのでしょうか!?
このクラスは強いといわれる選手がゴロゴロしていますから。

さて、2階級制覇が話題となっている日本ボクシング界
特に、飛び級で二つ上げて(バンタム→スーパーバンタム→フェザー)勝利した長谷川選手。
素晴らしい挑戦であり、お見事な勝利でした!!

しかし、先日、アジアの英雄、いや、世界のスーパースター、
マニー・パッキャオ選手が6階級制覇を達成しています。
WOWOWでご覧になりましたか!?
11/13 WBC世界スーパーウェルター級王座決定戦
マニー・パッキャオ VS アントニオ・マルガリートの一戦!!
もともとウェルター級からスタートしたマルガリートとの体格差は歴然!!
普通に考えたら、何と無謀な挑戦かと思われるところですが、
この男・マニー・パッキャオは、違います!!
圧倒的なスピードとパンチを的確に当てる天性のカン、
そして、“度胸”がハンパではありませんでした。
相手のマルガリート選手の試合もずっと見てきましたが、
相当タフで打たれ強く、ねちっこい、イヤな相手です。
そんな相手をレフェリーストップ寸前にまで追い込んでしまったパッキャオ選手。
なによりも彼の凄いのは、
戦う相手がすべて最強とうたわれる相手であること。
6階級制覇するために優しい相手を選んでいるわけではないというところ。
本物です!!!

さて、
長谷川選手と粟生選手
これから同階級で防衛を続けていくのももちろんアリでしょうが、
二人の戦いぶりをみて、
3階級制覇を目指すのもアリだと思いました。
マジで、まだまだイケる!!
そんな素晴らしい試合でした。

-----
ちなみに、
マニー・パッキャオ選手は6階級制覇といいますが、
実質は、フライ級からスーパーウェルター制覇までの10階級飛びであります!!
もはや化け物ですね!!?




以上


今、日本ボクシングが熱い!! [ボクシング]


今日ブログをチェックしていたら、
WBC世界バンタム級前王者、長谷川穂積選手の母裕美子さんが
亡くなられたという訃報を目にしました。
がんで闘病生活を送っていたということ、
そして、ファイトマネーの大半をがん治療のためにあてていたということを聞いていましたが、
そんなに悪かったとは・・・。
チャンピオンに返り咲く前に母親を亡くされた長谷川選手の無念は計り知れないことと思います。
長谷川選手のオフィシャルブログを読んで、
しばらく、言葉がみつかりませんでした。


“またすぐ復活するんで、
少しだけおかんのために時間を捧げたい”

長谷川選手の言葉です。

お母様のご逝去を悼み、ご冥福をお祈りするとともに、
また必ずや長谷川穂積選手が世界王者に返り咲くことを信じております。

------

さて、
ここ最近の日本ボクシング界は、
TBS必死の番宣とキャラクター作り及び大して興味のない因縁対決を軸に騒がれた
亀田兄弟ばかりに注目が集まり、
肝心のボクシング自体の面白さや醍醐味が伝わってこなかったんじゃないかと、
そんな気がしておりました。

しかし、ここにきて、
にわかに騒がしくなってきましたね!!
日本ボクシング界。

亀田兄弟&親父の喧噪も一段落して、
ようやくドキドキ・ワクワクするような本物のマッチメイクが組まれようとしています。

先日行われたWBC世界スーパーバンタム級タイトルマッチ
王者・西岡利晃選手最強挑戦者同級1位のレンドール・ムンローを大差3―0の判定で
5度目の防衛に成功しました。
さすが最強とうたわれただけあってムンロー選手はタフで、しつこくて、パンチもありましたが、
西岡選手には彼を圧倒するスピードと多彩なパンチを繰り出すテクニックがありました。
あれが本物の世界タイトルマッチです!!
素晴らしい試合でした!!
(※世界と冠がついても、マッチメイク次第では、東洋太平洋や日本タイトルマッチのような
ぐずぐずの試合があったりします)


その西岡選手が、なんと、あの、長谷川選手を破った
WBC、WBO世界バンタム級王者フェルナンド・モンティエル
防衛戦を行う可能性が出てきたというのです。
モンティエルが一階級上げてくるという話で、実現すれば、
本場ラスベガスの興行に劣らぬ最高のマッチメイクとなりそうです。
現時点で最も見たい試合!!No1ですね。

さらに!!

ノックアウト・ダイナマイトの異名を持つWBA世界Sフェザー級王者内山高志選手と、
先日西岡選手の世界タイトル前哨戦として登場した2階級制覇王者ホルヘ・リナレスとの一戦!!
前座ではありましたが、元世界2階級王者のヘスス・チャベスに4回TKO勝ちと
天才と呼ばれた男リナレスが完全に復活してきました。
実現の可能性は微妙でしょうが、もしこの試合が実現すれば、
こちらも西岡VSモンティエル同様、日本ではこれまでになかったスーパーファイトとなりそうです。

もちろん、忘れてはいけません!!
11月26日 決戦は金曜日!! ダブルタイトルマッチが行われます。

WBC世界フェザー級王座決定戦
 同級2位の長谷川穂積 VS 同1位 ファン・カルロス・ブルゴス(メキシコ) 
WBC世界スーパーフェザー級タイトルマッチ
 王者ビタリ・タイベルト(ドイツ) VS 同級2位 粟生隆寛

長谷川選手、粟生選手、2人揃っての2階級制覇を目指します!!

粟生隆寛選手がタイトルを獲れば、WBA王者の内山高志選手との
世界スーパーフェザー級統一戦だってあり得るでしょう!!?(ないか?)
これも見たい~!!

うん、やっぱり今、日本ボクシング熱いです!!!

ただチャンピオンになればいいという試合でなく、
(選手には過酷かもしれませんが)
本場ラスベガスの興行のように、ノンタイトルでもファンが見たい試合を組む!!
そうなっていけば、
もっともっと日本ボクシング界は盛り上がっていくと思います。

他にも、まだまだ期待の星がいますからね。
帝拳ジム期待の日本チャンピオン スーパー・ライト級の亀海喜寛選手や
バンタム級の山中慎介選手など。
ホントに楽しみです

あとは、スポーツマスコミの話題の取り上げ方次第なんだけれど・・・。
まあ、ボクシングはすべてWOWOWでやってもらっても構いませんが。
民放は、視聴率が取れないからと、すぐに因縁とか確執だとか
くだらないことで話題を集めようとしますから・・・。
素晴らしい試合は、本場アメリカのように有料でも見たい人は大勢います!!

WOWOWといえば、
久しぶりに《アジアの英雄 実質9階級制覇のマニー・パッキャオ》が帰ってきます!!
11月14日(日) WBC世界スーパーウェルター級王座決定戦
マニー・パッキャオ VS アントニオ・マルガリート
身体の違いは一目でわかるほど・・・!? マルガリート強いですよ!
大丈夫なのか!?パッキャオ!?
でも、これまで不可能を可能にしてきたアジアの英雄ですから・・・、
倒してしまうのでしょうか!! 今度も目が離せません!!!



最後に、

11月26日のWBC世界フェザー級王座決定戦
長谷川穂積選手 目一杯応援しますので、絶対世界に返り咲いてください!!
頑張れ!!!

以上



亀田兄弟の「世界戦」を考える [ボクシング]


昨日、亀田大毅選手がWBA世界フライ級タイトルマッチで坂田健史選手と対戦し、
初防衛に成功しました。
「因縁の対決」的な状況とTBSの必死の番宣によって、
多くの方がご覧になったのではないでしょうか!? 視聴率20~30%位は・・?

当ブログでは事あるごとに、亀田家のボクシングスタイルを批判してきたものですが、
昨夜試合後の大毅選手の挨拶などを見ると、随分心を入れ替え・成長したなぁと感じました。
これまでは、ルールある格闘技にもかかわらず、当然の振る舞いを無視していましたからね。

でも、残念ながら、
ボクシングの世界戦としては、正直「凡戦」だったと思います。
----
両者ともダウンは一度もなく、連打の打ち合いも数少ない!!
前半は、バッティングやローブローの応酬、終盤は、クリンチによる時間稼ぎなどなど。
これが、無名の外国人同士のタイトルマッチであれば、
あくびの出るような退屈で平凡な試合でありました。
----
この感想、実は、
昨年11月の「亀田興毅対内藤大助」戦での感想と同じであり、
また、今年2月の「亀田大毅対デンカオセーン・カオウィチット」戦でも
まったく同じように感じたものです。

ボクシングの最高峰である世界戦での楽しみ、それは、
・感動できる試合だったか!?
・手に汗握る展開で、熱くなれたか!?

・目にもとまらぬパンチの応酬とテクニックに感嘆できたか!?
そこにかかっていると思うのですが・・・、プロなんだから・・・。
亀田兄弟戦となると、いまだに因縁対決ばかりが先行して、
まったく試合内容はどうでもよいみたいになってしまうのが、
残念であり、不幸だと思います。

先日9月20日の内山高志選手のWBA世界Sフェザー級戦をご覧になりましたか!?
あれですよ、あれ!!

今年4月30日の長谷川穂積選手 WBC世界バンタム級統一戦!!
負けはしましたが、そんなの関係ありません!! 勝ち負けは時の運!!
あんなに緊迫した日本人の世界戦は見たことありません。

同日の西岡利晃選手 WBC世界Sバンタム級防衛戦
フィリピンの新鋭バルウェグ・バンゴヤン選手との戦いは5RTKOの見応え十分の試合でした。

一つ言えることは、
亀田兄弟の問題は、対戦相手の問題なんです。

失礼を承知で言うと、
(内藤選手、坂田選手、ファン・ランダエタ選手、デンカオセーン選手、ポンサクレック選手、ごめんなさい)
これまで世界戦で戦ってきた相手は、全員、峠を越した選手たちばかりです。
同時にパンチがない選手ばかりです。
だから、ダウンシーンが見られない!!
そして、峠を過ぎてスタミナも落ちているので、終盤は、クリンチばかりの試合になる。

どうして、そんなマッチメークしかできないのか!?

内山選手や長谷川選手、西岡選手たちのように、強い相手と戦ってこそ、
さらに自分たちも強くなれるし、またベルトの価値も上がるというのに・・・。
あのアジアの英雄・マニーパッキャオ選手は、強い相手としかマッチメークしませんから・・。
というか、ファンは望みません。

これだけ知名度がある亀田兄弟ですから、
そろそろ、そろそろ、今が旬の強い相手と戦ってほしいと願います。

でなければ、この先、いくら2階級制覇といっても・・・、
どれだけその肩書に価値があるというのでしょうか!?

亀田兄弟は、昔は(5~6年前)強い選手だと思っていただけに、
もっとその実力を磨いて、私たちにプロらしい試合を見せて欲しいものです。

以上


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焦ったか!?長谷川穂積 [ボクシング]


WBC世界バンタム級タイトルマッチ12回戦
WBCチャンピオンの長谷川穂積VSWBO3階級制覇王者(挑戦者)フェルナンド・モンティエルの一戦は、期待通りの緊迫した最高の試合でした!!

結果さえ違えば・・・。

まぁ、
そうはいっても・・・、納得のいくよい試合でした。


二人の高度なテクニック(フェイント)、駆け引き、
パンチ力、スピード、
ボクシングの醍醐味すべてが備わっていました。

一瞬たりとも目が離せない展開が初回から続きます。
実際、4R残りわずか9秒!?
もし、気を抜いて、トイレでも・・・、と、
フライングしていたら、
あの強烈なメキシカンの左ショートフックを見ることはできなかったでしょう。

試合は長谷川優位に動いていったと思います。
ただ、
なんだか、いつもの長谷川らしくないというか・・?
“焦って”いたように私には見えました。
もちろんそれは、相手の実力・強さを肌で感じたからこそなのかもしれませんが、
“勝ち”に急ぎすぎているようにみえたのです。
早く倒さなければ・・・、
長くなれば・・・、
やっかいになる!?
そんな焦りが!?
・・・、
分かりませんけれど。

惜しむらくは、
残り3秒、
左腕がロープに絡んだこと。
あれがなければ、もう少し顔をガードできていて、
レフェリーのストップ前にゴングが鳴らされていたのではないかって・・・、
・・・、
そんな不運もあるのがボクシングなんですが!!

まあでも、
久しぶりに、日本人による世界タイトルマッチで
緊張感のある素晴らしいボクシングを見せていただきました。
負けっぷりも潔いのがプロの選手ですね。
あの天才リナレスだって、1RKO負けですから!!
(亀田兄弟とは明らかに次元の違うボクシングでした)

---------------

もうひとつの世界タイトルマッチ
WBCスーパーバンタム級チャンピオン西岡利晃VSバルウェグ・バンゴヤン

こちらは、序盤少し相手をなめてかかる西岡に対して
果敢に打って出るバンゴヤンという展開。
いくつか良いパンチをもらった西岡が5回ようやく本気を出したのか、
伝家の宝刀左ストレートを相手の顔面に合わせてのTKO勝利!!
順当な勝利でした。
相手のバンゴヤンはこれから楽しみな選手となりそうです。

さて、長谷川選手はこれからどうするのか!?

当然、階級上げての2階級制覇を目指してほしいと思います。
スピードと切れのあるパンチは、絶対上でも通用すると信じています。

しばらくは、ゆっくり静養して、また私たちに素晴らしいボクシングを見せてください。

以上。



亀親父につける薬 [ボクシング]

昨夜の試合は、
WBC世界フライ級タイトルマッチ
亀田興毅 VS ポンサクレック・ウォンジョンカム

誰がどう見ても、判定での、
亀田の“勝ち”はありませんでした。
クリーンヒット、手数を含め、ポンサクレックの方に分があり
(圧倒的とは言わないまでも)、
判定に疑問がつくような接戦ではなかったと思います。
(日刊スポーツにも“老練32才ポンサクにボコボコ”と見出しが・・・)

それが、今朝のスポーツ紙をみてビックリ!!
またあの亀田オヤジが判定に猛抗議と書いているではありませんか!?

アホか!?と思って読んでみると、
ケチをつけていたのは、
5回のバッティングの減点についてで、
どうやらレフェリーが「2点減点した」と誤った説明をした(実際は1点)ことに対する
抗議だったらしいのです。
・・・、後でレフェリーが謝ったらしい・・。
が、
何で!?
亀オヤジが、JBCの事務局長を呼びつけてまで抗議することが許されたのか!?
で、
「一度減点2と認めたのだから、責任とって、再戦要求」って!?
亀オヤジはチンピラか!?

どのみち、1ポイントでは判定結果は変わらないですし、
あの負傷は完全に偶然とみるべきであり
そもそも、あの興毅選手のからだを丸めて頭を突き出すスタイルが
バッティングを誘発するスタイルなのはもう以前から分かっていたことかと・・・。
まさか、相手の減点を狙った姑息な戦法ではないよな・・?
バッティングの負傷による有利不利は、ボクシングにはつきものなのです。
あの興毅スタイルを続ければ、今後も、負傷し続ける可能性は大なのです。

亀田兄弟のマッチメイクは親父さんが仕切っているということからも
負けを極端に嫌って、くみしやすい相手ばかりを選んで戦っているうちは
本当にファンが望んでいるような強い王者になれるのか?
(息子たちは可哀想だけど)、
難しいような気がします。

亀親父につける薬はもうないでしょうし、あのまま変わりようがないと思いますが、
兄弟たちは、せっかく才能があるのだから、
ちゃんとしたコーチをつけてはやく親父離れをした方がもっと強くなれると思うのですが、
・・・、
まぁ、
大きなお世話ですね!!
( ̄▽ ̄)=3
ただし、いちボクシングファンから言わせてもらえば、
興毅とポンサクレックとの再戦なんて、二度と見たくないと思います。

亀田兄弟の試合は、相手がまともになると、ほとんど、
ボクシングの醍醐味である打ち合いなし、ダウンシーンなし
凡戦ばかりですから、せめて対戦相手だけでも
こちらがワクワクするような実力者とやってもらいたいと思います。
(`・ω・´)ゞ

以上。



弱かった亀田興毅 [ボクシング]

先ほど、WBC世界フライ級タイトルマッチ12回戦
世紀王者の亀田興毅 VS 暫定王者のポンサクレック・ウォンジョンカムの試合が終わりました。

結果は2対0の判定で暫定王者の勝利。
22戦無敗だった興毅選手にはじめて土がつきました。

私はこれまでブログで
“亀田兄弟のボクシングはつまらない”と言ってきましたが、
今日の試合は、これまでで一番見応えのある良い試合だったと思います。
その一番の要因は、
対戦相手が(正直ピークを過ぎたとはいえ)、暫定王者であり
実績十分のポンサクレック選手だったということ。

私が“亀田兄弟のボクシングはつまらない”と言ってきた一番大きな理由は、
対戦相手が(残念ながら)ほぼ無名か、完全にピークを過ぎている選手としか
やらないことでしたから・・・、

今日は、そのせいもあり、
どちらが勝つのか分からないという適度な緊張感がありました。

試合は、
興毅選手の悪いくせがでてしまいましたね。
とにかく、
手数が少ない!!
また、興毅選手のスタイルは、
体を丸めて頭を突き出す形なので、パンチがスムーズに出ない、
そして、手数も少なくなり、しかも相手の頭とぶつかりやすくなる。

しかし、もう少し打ち合いがあってもいいし・・・、
もう少しやれると思っていましたが・・・。
(><;)
パンチ力、スピードは、若さのある興毅選手の方が一枚上なのだから
本当に、もったいない!!
と、思います。

今後は、あて馬ではなく、
今日のような実力者とグラブを交えて、
興毅選手の良さが出るスタイルを見つけてほしいと思います。

ただ、はっきり言わせてもらうと

TBSが2階級王者として騒ぎ立てるほど強い王者ではありませんでした。
視聴率欲しさにあそこまで露骨な番宣を繰り広げるTBSは、
ことボクシングに限れば、ホントに最低な局ですね。
まことに残念です。
( ̄∩ ̄#

さて、
次の試合は一体誰とやるのか!?

マッチメイクが大切ですし、見ものであります。
(`・ω・´)ゞ


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